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第3回中央委員会開催!

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◆ 5・19 関生支部第3回中央委員会(学働館・関生)

  関生支部は5月19日、第53期第3回中央委員会を学働館・関生で開催した。国内外の情勢を確認するとともに、大阪広域協組4人組との闘いについて討議。卑劣な攻撃を断固粉砕する方針を確認した。

  冒頭、議長(和歌山ブロック)を選出。招集役員・中央委員の資格審査報告後、議長が委員会成立を宣言した。

  続いて、武委員長がこの間の活動総括と問題提起を行った。

 ■歴史的な首脳会談、平和へ大きな第一歩■

 ―今、世界で最も注目されているのは南北朝鮮の問題だ。元々朝鮮半島には一つの国が存在していたが、日本の植民地支配が要因となって二つの国家に分断され、今日に至っている。
 韓国では民衆運動によって昨年、政権が変わった。この闘いは「キャンドル革命」と呼ばれ、人々は「戦争NO!」「腐敗している大統領は辞めろ!」と要求し、文大統領が誕生した。この闘いによって、戦争間近と言われた朝鮮半島情勢は平和の方向へ大きく変わった。4月には南北首脳会談が開催され、「板門店宣言」を発表。このなかでは民族自決権を行使して朝鮮戦争を終わらせることを謳っている。私たちはこうした立場を強く支持する。
 一方、米国は衰退の一途をたどっている。
 米国は自国産業を保護するために輸入品に高い関税をかけると発表。これに対して、EUは報復措置を実行すると主張している。これはまさに「貿易戦争」だ。米国はイランの核合意からも一方的に離脱。さらには、多くの国々の反対を押し切ってエルサレムへの米大使館設置を強行した。
 先進資本主義国の間で対立・矛盾が激化している。国家間の力関係が大きく変化しつつあることがその背景にある。
 そうしたなかで犠牲を受けている民衆の闘いが高揚している。米国ではトランプ大統領の政策に対して移民を中心に反発する動きが広がっている。また、フランスでは鉄道労働者が大規模なストライキに立ち上がった。世界各地で闘いの火の手があがっている。

写真1

 ■改憲狙う安倍政権、政治的私物化許すな■

 日本はどうか。森友・加計問題で安倍政権による政治の私物化が明らかになっているが、彼らは改憲をあきらめてはいない。戦後、日本は憲法にある平和主義の下、自ら戦争を仕掛けることはできなかった。しかし、安保法制が制定され、次は改憲という段階にある。改憲により自衛隊を名実共に「軍隊」にして、先制攻撃ができる体制を整えようとしている。安倍政権は日本を戦前のような軍事大国にすることを狙っている。
 一方、沖縄・基地問題で安倍政権は県民の声を無視し続けている。しかし、南北朝鮮で平和に向けた話し合いが進めば沖縄への米軍駐留は必要なくなる。従って、安倍政権は南北の話し合いがまとまらないことを望んでいる。原発問題で最も深刻なのは放射性廃棄物の処理だ。この廃棄物が無害になるまでに10万年もの期間が必要という。原発は今すぐ廃炉にすべきだ。


 ■真の業界再建求め、全力で総攻撃を!■

 大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域協組)4人組との闘いでは、本格的な反撃体制に入る。4人組の恫喝的なやり方は限界にきている。その証拠に、これまで先方から複数回「和解」の話があった。こちらは4人組が辞めなければ「和解」は受け入れられないと態度表明している。彼らは追い詰められている。数に物を言わせて優越的地位を濫用し、独禁法・協組法・労組法に違反。これ以上、強権的手法は通用しない。
 私たちはこの闘いのなかで業界のあり方を根本的に改めさせる。裁判や行政を活用した闘いと大衆行動を一体的に追求し、結果を出す。この闘いでは幹部はもちろん組合員が一丸となって闘うことが必要だ。
 世界と日本、業界の情勢は私たちの主体的な闘いによって大きく道が拓かれる。ともにがんばろう。―

 ■権利進学を一掃し、関生型運動拡大を■

 中央委員会はこの後、質疑応答を行い、各ブロック・専門部報告を受け、活発に討論した。
このなかで、争議を闘う仲間から勝利に向けた力強い決意が表明され、大きな拍手が送られた。

  【 くさり6月号より 】


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